色覚バリアフリーとは

表示物などの「デザイン」について

イラスト パソコン

最近、身の周りの様々なものにカラフルな色が増えてきました。職場や家庭にはパソコンやカラープリンターが急速に普及して気軽に多くの色が使えるようになりました。また、TVのニュースでも話題になった青色LEDの開発や液晶モニタ等の技術革新やコストダウンによって駅や建物の案内表示板なども美しく、分かりやすいカラー表示がなされるようになりました。

このような色づけされて分かりやすくなった表示も、その反面、色の組み合わせによっては、「色弱者にとっては分かりにくい表示」になってしまう事もあるのです。

印刷技術や塗料等の発達、パソコンやプリンタの普及、青色LEDや液晶モニタ等の技術革新によりフルカラーの時代に。美しい可愛い格好良い見やすい分かりやすくなった反面、色の組み合わせによっては見づらく分かりにくいものまで増えてしまった。

そこで「色だけで」区別、判断させるような分かりにくい色づかいを「色のバリアー」と考え、色弱者のみならず、多くの人に分かりやすい色づかいにするために色のバリアフリー「色覚バリアフリー」に取り組む必要があると考えています。

NPOカラーユニバーサルデザイン機構では、色のユニバーサルデザインを提唱しています)

既に、建物の出入り口の段差をなくすなど、建物に対するバリアフリーの考え方は広く認知され、公共施設や住宅などの整備は進んでおり、また自動車や家電製品の多くは、誰もが使いやすいユニバーサルデザインの思想をもって設計、製品化されています。

今後さらに「色のバリアフリー」「色のユニバーサルデザイン」が考慮された、誰もが快適でストレスのない社会環境となることを願っています。

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進学、就職、悩みなど「生活」について

「これ何色?」と、子供に聞かれたらなんて答えたらいいの?

イメージ これ何色?

と、質問されたことがあります。「○色だよ、きれいだね」とか「可愛らしい○色ね」でよいのではないでしょうか?特に幼い子供だったら色弱だろうとなかろうと普通にそう答えませんか?

特に、自分の子供がそうであると知った時、とても悩まれるお母さんが多いようです。本人以上に悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。もしまだ幼いお子さんだった場合は、特別扱するのではなくごく普通に接して、でも、きちんと色の名前を教えてあげて欲しいです。

イメージ 赤いグラフ?幸いにも私の場合は、色弱の問題はなく生活しています。周りの方々にも本当に恵まれています。生きていて悩みや苦しみ、辛さなんかは、色弱であること以外に起因する事、例えば、会社や人間関係、ローン、恋愛、家族、健康等の方が絶対多いと思います。(今も色弱以外の問題で悩んでたりします…)

しかし、企業への就職や職業の選択の際に、色覚正常であることが条件づけされていることがあります。それが職業選択の余地を若干狭くすることや、悩み、苦しみになることもあるでしょう。身長が足りなくて大相撲になれなくて頭にシリコンを入れた関取もいましたが、色弱がメガネや治療によって一般色覚と全く同等の色覚に改善されることは残念ながらありません…。

イメージ 就職

ここで問題なのは「色弱者=白黒に見える、色が分からない」という誤解を持っている人が未だに多いこと。また正しく理解していても古くからの慣習で、色弱者は採用しないといった企業が存在する事は大問題なのです。

私も普通自動車の免許を取得し何の問題もなく車を運転しています。
「車の運転免許を持っていないからドライバー職に就けない」のは理解出来ますが「色弱だから運送会社や自動車メーカーに就職できない」というのはおかしいですよね(例えばの話でそういう事実があるわけではありません)

※色弱であることも、誰にでも必ずある個性や向き不向き、短所の一つだと考え、職業や進学を考えるべきだと思います。

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